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アフィリエイトサイトをもっと自由に『SELEKiT』(セレキット) ~サイトのパフォーマンスを向上させる絞り込み検索機能~

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アフィリエイトなどのインターネット広告サービスを運営するインタースペースでは、サイト運営者様向けにサイト内情報の絞り込み検索機能のプラグインを提供しています。

 アフィリエイトサイトの運営において、重要なポイントの一つが「いかに成果につながるユーザーを多く集客するか」という点です。SEO対策なのか?リスティングでの集客なのか?ソーシャルメディアを使うのか?そんな集客の悩みに応えるサービスが『SELEKiT』です。

Googleなどの検索エンジンで上位表示されやすい条件は、数百項目あるといわれていますが、その1つはコンテンツが「良質」であることだといわれています。つまりユーザーが必要としている情報を発信しているサイトを作ることが重要です。

多くのユーザーが訪れ成果が多く発生しているサイトには必ず、ユーザーが必要な情報を自分で検索できる機能が備わっています。しかし、サイト運営者がサイト内に絞り込み検索機能を追加するのは、工数も費用もかかり決して容易ではありません。『SELEKiT』は、すべてのサイトに絞り込み検索機能を安価で簡単に追加することができます。

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『SELEKiT』を導入することによってサイトはユーザーに必要な情報を的確に提供することができ、求めていた情報にたどり着いたユーザーはサイトに滞在する時間が長くなります。滞在時間が長いサイトは検索エンジンから「良質」なサイトだと判断されやすいと言われていますので、検索エンジンで上位表示されやすくなり、成果がより多く発生するようになります。『SELEKiT』は、サイト運営者にとっても、ユーザーにとってもWin-Winの関係を築けるサービスです。

 インタースペースはこれからも、広告主様、お客様、アフィリエイトパートナーから信頼頂ける商品開発を続け、サービスの質とWin-Winの関係性を追求してまいります。

▼クロスフィニティ考察

アフィリエイトプロモーションにおいて、広告主が質の良いユーザーの獲得を増やす施策は多岐にわたります。中でもGoogleなどの検索結果に表示されたアフィリエイトサイトに広告掲載することや、そのアフィリエイトサイトの中でも、掲載位置を上位にすることが主流となっています。その結果、広告主はアフィリエイトサイトへ競合他社よりも高い報酬単価を提示する事になります。

 

特定の有力アフィリエイトサイトになると、広告掲載することを希望している広告主は多く、複数の広告主が競うようにアフィリエイトサイト側へアプローチをかけるため、有力アフィリエイトサイトに掲載するための報酬単価は、高騰し続ける事になります。そのため、報酬単価がまだ高騰していない新たなアフィリエイトサイトが増えていくことを広告主は期待しています。

今回、ご紹介するインタースペースの『SELEKiT』は、そのような広告主の期待に応えることが可能になるかもしれません。アフィリエイトサイトは、検索結果で上位に表示されるように、SEO対策やリスティング出稿を積極的に行っておりますが、『SELEKiT』は、そのGoogleAdwordsの出稿をサポートする事が出来るからです。

『SELEKiT』は有力なアフィリエイトサイト内でよく見られる、「絞り込み機能」を安価で簡単に追加できるサービスです。これにより、大小いろいろなアフィリエイトサイトが、絞り込み機能を採用しやすくなります。絞り込み機能の設置は、GoogleAdwordの出稿においての要件の一つとなっているため、出稿時の審査に通過しやすくなります。

その結果、新たなアフィリエイトサイトが、検索結果の上位に表示される可能性も広がり、報酬単価が高騰しないうちに掲載ができれば、低単価で質の良いユーザーを獲得することが可能となります。

また、今までとは異なる新たなコンテンツを持ったアフィリエイトサイトに掲載がされるので、広告主のウェブサイトへ流入するユーザー層にも変化が起こるかもしれません。

【補足】

有力アフィリエイトサイトの上位に掲載させる施策は、報酬単価を高く設定するだけではありません。

クリックやアフィリエイト成果が発生しやすいかという基準も評価対象の一つとなり、アフィリエイトサイト内での掲載位置が決定されている場合も増えています。

そのため、広告主はウェブサイトのユーザビリティを見直し、コンバージョンレートを上げるCRO施策も合わせて行うことが重要になっています。

 クロスフィニティでは、弊社ホームページのコラム内に、広告主のウェブサイトのコンバージョンレートを上げるCRO施策やSEO施策の事例を紹介しています。

 合わせて、こちらもご一読ください。

  CRO施策:http://blog.crossfinity.co.jp/tagged/CRO

   SEO施策:http://blog.crossfinity.co.jp/tagged/SEO


コンテンツ制作ではここに注意!

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photo credit: I love bamboo!  via photopin (license)


検索エンジン経由の流入の最大化を目的としてコンテンツSEOを行う場合、「質の高いコンテンツ制作」が重要視されるのは、前回・前々回でお話しした通りです。前回は高品質なコンテンツの制作方法を紹介しましたが、今回はコンテンツの質を下げてしまう方法、つまり「コンテンツ制作でやってはいけないこと」についてお話しします。質の高いコンテンツをつくるためにも、制作時にはこれらの注意点に気をつけてみてください。

※前回のコラムでは、質の高いコンテンツ制作方法について紹介しています。

  http://goo.gl/6OOAd9

※前々回のコラムでは、コンテンツSEOについて紹介しています。
   http://goo.gl/g5dCts

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こんな方法がコンテンツの質を下げる
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コンテンツの質が低くなる理由は多種多様ですが、自然検索流入の最大化を目的にしたコンテンツ制作の場合、次のような失敗が良く見られます。

1.中身のないページを大量に生成する
検索させたいキーワードを含むワンセンテンスを、前後のつながりやまとまりもなく羅列するだけのページを大量に生成してしまうと、検索エンジンから低品質なページとみなされてしまいます。

例えば「東京 ヘアサロン」をキーワードにして、以下のようなページができたとします。

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※赤字の部分はキーワードを示します。

一見、キーワードと関連性の高いページに見えますが、文章の一つ一つはつながりや意味はなく、ユーザーに対して不親切です。上述は極端な例になりますが、検索エンジンのみを考えてコンテンツ制作を行っている場合、たまにこのようなページが見られます。ユーザーから評価されないページは、検索エンジンからも評価されません。

2.サイトのテーマと無関係なコンテンツを追加する
更新頻度の高さにこだわりすぎて、本来のテーマとはまったく関係のないコンテンツを増やしてしまうことです。

例として、ある販売店のウェブサイトを挙げてみます。このウェブサイトでは、「更新頻度を高めると評価が上がる」という情報にこだわり、店員ブログをつくって毎日更新を目指しました。最初のうちは商品のアピール記事を書いていたものの、次第に商品と関連性のない、日記のような内容(今日何を食べた、どこに出かけたなど)になってしまいました。

このように無関係なコンテンツが増えると、ユーザーは何がメインテーマなのか把握できなくなってしまい、結果として検索エンジンからの評価も下がってしまいます。ページを増やす・更新する、ということを目的とするのではなく、サイトのテーマと合致した、ユーザーに届けるべきコンテンツを展開していきましょう。

3. 他のウェブサイトから、記事を丸ごと引用する
Wikipediaなど外部の情報を丸ごと持ってきてコンテンツを生成することも、コンテンツの質を下げます。

Googleの重要な評価項目であるパンダアップデートでは、他のウェブサイトからコピーした記事は、すべて上位表示させないというアルゴリズムになっており、ミラーサイトには順位がつきません。

どうしても他のウェブサイトのテキストを使う場合は、他のオリジナルな記事と組み合わせて、丸写し状態を避けるようにしましょう。

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最後に
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内容のないコンテンツや、テーマや情報のありかがわかりづらいコンテンツを量産していると、ユーザーを迷わせてしまい、検索エンジンからの評価も受けづらくなってしまいます。

コンテンツ制作を行ううえで重要なことは、
・コンテンツをつくる目的をしっかりと持つこと
・記事のオリジナル性を保つこと
・サイトテーマ(=来訪ユーザーの検索ニーズ)に合致したコンテンツを展開すること

です。

上記の注意点も踏まえて、質の高いコンテンツづくりに取り組んでみてください。

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2016年のSEOロードマップとは? ~RankBrain(ランクブレイン)、人工知能、そしてサーチエクスペリエンス~

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新年度のプロジェクトへ向け、施策の企画・立案に取り組んでいる読者のみなさまも多いことと思います。

その際には、2016年のSEO動向がどうなるのかも重要な要素になるのではないでしょうか。

 昨年12月、米国seoClarity社ではオンラインセミナーを開催し、2016年のSEOロードマップについて講演を行いました。

今回は、SMXやPubconなどの世界的なデジタルマーケティングイベントでの講演歴を持つ、seoClarity共同創設者兼チーフアーキテクトのミト・ガンジー氏、seoClarityチーフSEOエバンジェリストのキース・グッド氏が行った講演から、そのポイントをご紹介します。

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<今回のポイント>

・ポイント1:RankBrain(ランクブレイン)など、Googleのアルゴリズムは進化している

・ポイント2:Googleが目指すものに沿った”サーチエクスペリエンス”の最適化が重要に

・ポイント3:2016年に検討すべきSEOロードマップとは?


■ポイント1:RankBrain(ランクブレイン)など、Googleのアルゴリズムは進化している

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photo credit:Freepikによるベクターデザイン

RankBrain(ランクブレイン)は200を超えるGoogleのアルゴリズムの構成要素の1つで、Googleのアルゴリズム「ハミングバード」やGoogleの人工知能エンジン「テンソルフロー (TensorFlow)」とは別のものです。RankBrain(ランクブレイン)はその有用性から、すぐにアルゴリズムの中で3番目に重要な部分となりました。

RankBrain(ランクブレイン)は、過去一度も出てきていないクエリや検索フレーズの意味を理解しようと試みます。

Googleがこうしたアルゴリズムの側面に焦点を当てているのは、英語を第一言語としていない、世界の多くの潜在ユーザーにアプローチしていくというGoogleの目指すゴールによるものです。

なぜなら、多くの開発者を抱えることなく地球規模に拡大していく唯一の方法は、時間とともに学習していくアルゴリズムを生み出すことだからです。 


■ポイント2Googleが目指すものに沿ったサーチエクスペリエンス最適化が重要に

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photo credit:Freepikによるベクターデザイン


Googleのビジョンに、機械学習はどのように統合されていくのでしょうか。

つまるところ、Googleは全クエリ・全ユーザーに単一的に対応するアルゴリズムから脱却し、各ユーザー個別のクエリに対応するアルゴリズムへと変わりつつあるのです。

seoClarityも、この流れに沿ったSEOへのアプローチを進めており、seoClarity社のミト・ガンジー氏は「SEOを“サーチエンジン”に対する最適化ととらえるのではなく、“サーチエクスペリエンス”の最適化ととらえる必要がある」と強調します。アルゴリズムの変化を追いかける現状から、検索結果ページからコンバージョンに至るまでのユーザーの利便性に目を向けていくことが重要なのです。


■ポイント32016年に検討すべきSEOロードマップとは?

こうしたSEOをめぐる状況の変化を踏まえ、2016年に検討すべき注力点として、講演では7ステップロードマップのほか、3つのポイントが指摘されました。

seoClarityの考える「7ステップロードマップ」を実践する

サーチエクスペリエンス最適化に向けたフレームワーク基づく、seoClarityの7ステップロードマップもぜひ実践してみてください。リンクやソーシャルシグナルを集めることばかりに注力するのではなく、まず強固な技術基盤を築き、その上でユーザーと結びつきを強め、分かりやすいコンテンツを作っていくことが大切です。しかし、多くのSEO担当者は取り組む順番が逆になってしまっています。


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<7ステップロードマップ>

1.    アーキテクチャーに関する課題【ユーザービリティ】

2.    インデックス化に関する課題【ユーザビリティ】

3.    ユーザー・マーケットサイズの評価【適合性/レリバンス】

4.    ユーザーのセグメント化【適合性/レリバンス】

5.    コンテンツマッピング【適合性/レリバンス】

6.    コンテンツ最適化【適合性/レリバンス】

7.    リンク(外部、内部、ソーシャル)【オーソリティ】

※これらを優先度の高い順(1から順)に取り組んでいくことが大切です。


チームを作り、チームの力を結集する

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photo credit:Freepikによるベクターデザイン


SEOを組織全体に浸透させることで、チームを作り、チームの力を結集していくことも大切です。

たとえば、社内のコンテンツライターに向けて、キーワード含有率にばかりにとらわれず、コンテンツに関連した話題に関して行われるコミュニケーションに焦点を当てていくような教育をしてみましょう。

また、自社の経営陣や広報/マーケティングチームがネット上でブランドを築いていくよう力づけていきましょう。さらに、自社の開発担当者やエンジニアと協力しながら問題点(ネガティブSEOのような問題など)を監視し、サーチエクスペリエンスに対する全般的な影響を理解することも重要です。


計測指標をユーザーエクスペリエンス中心のものに再構成する

KPIについては、サイトのスティッキネス(滞在時間、直帰率)やエンゲージメント(CTR、コンバージョン率)についても焦点を当てることが重要になります。

そして、テスト、テスト、またテスト

最も成功しているサイトはCTRやコンバージョン率、ユーザーエクスペリエンス、その他エンゲージメント全般について改善策を定期的にテストしています。

これは誰もがまねることができる素晴らしい習慣です。

―――

いかがでしたでしょうか。SEOを取り巻く環境が大きく変化していく中で、こうした視点が施策立案の際にお役に立てば幸いです。

また、弊社ではseoClarityを活用したSEO施策の強化・サイト改善を積極的にご支援しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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SEO対策におけるPLPとは?~意図したページでの上位表示の実現に向けて~

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Webサイトの価値を高める上で、オーガニック検索における
対策キーワードの順位を上昇させ、流入数増加を図ることは非常に重要です。

一方、対策キーワードでの上位表示ページについて
「具体的にどのページが上位表示されているか」という点まで、
詳細に管理出来ているサイト担当者様は、多くないのが実情ではないでしょうか。

今回は、そもそものPLPという概念や考え方、具体的な活用例をご紹介致します。

————————————————————
【目次】  
1.PLPとは?  
2.PLPを活用出来ていないデメリット  
3.PLPを活用出来ているメリット  
4.PLPの活用例  
5.seoClarityでのPLP管理
————————————————————

──────────────────────────────────
1. PLPとは?
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PLPは略語で、「Preferred Landing Page」が正式名称となります。
日本語の場合は「優先ランディングページ」と言い換える事も出来ます。

※各単語の和訳
————————————————————
Preferred:「より好ましい、~の方が良い」
Landing Page:「ランディングページ」
————————————————————

つまり、ある検索キーワードにおいて、ユーザーに見せたいページ
(≒上位に表示させたいページ)の事
を指しています。

PLPの概念自体は、決して目新しいものではありませんが、
「特定キーワードでの上位表示」という観点に縛られやすいSEO対策においては、
意外と見落とされがちなポイントです。

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2. PLPを実現出来ていない場合のデメリット──────────────────────────────────

PLPを実現出来ていない状態というのは、ある検索キーワードにおいて、
ユーザーに見せたいページと実際に見られているページが異なっている、という事になります。

例えば、チェーン展開しているカフェの場合は、下記のようなケースが想定されます。
————————————————————
【キーワード】                          【上位表示URL】

「渋谷 カフェ」                        http://www.crossfinitycafe.co.jp
「新宿 カフェ」                        http://www.crossfinitycafe.co.jp/shinjuku/
「青山 カフェ」                        http://www.crossfinitycafe.co.jp/aoyama/
———————————————————— 

この場合、カフェを探しているユーザーに対しては、住所や地図の掲載された
店舗詳細ページが上位表示されている状態が望ましいと考えられます。
なので、「新宿(青山) カフェ」においては、PLPが実現できている状態と言えます。 

このとき、「渋谷 カフェ」においてはPLPが実現できておらず、
下記3点のような、マイナスの影響が出てくると考えられます。

・CTRの低下
・直帰率の上昇
・コンバージョン率の低下


多くのサイトにおける最終的なゴールは、ユーザーのコンバージョンです。
その為、オーガニック検索での順位が高ければ良いかといえば、決してそうではありません。 

SEO対策において、キーワードの順位や、
それに伴う流入数が重要な指標の1つである事は間違いないのですが、
コンバージョンまでを見据えたSEO対策・ユーザーとのコミュニケーションを
考える上では、PLPの管理が必須といえるでしょう。

──────────────────────────────────
3. PLPを活用するメリット
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上述した、CTR/コンバージョン率/直帰率の改善以外にも、適切なPLP管理をする事のメリットとして
想定流入キーワード把握の一助になる、という点が挙げられます。 

PLPが管理出来ている状態は、ある特定のキーワードとURLが紐付いている状態の為
ページの流入数を分析することで、当該キーワードで適切な効果が得られているのかを
把握する一つの目安となり得ます。

サイト解析ツールで流入キーワードの情報が取れず、(not provided)になってしまっている
現状を踏まえると、大きな利点と言えるのではないのでしょうか。 

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4. PLPの管理事例
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▼上位・下位階層のページにおいて
一覧ページと詳細ページのような、上位・下位の階層において、
上位表示ページが入れ替わってしまうケースがあります。 

具体的には、下記のようなケースが考えられます。
 ・「○○×都道府県名」と検索      ⇒上位表示ページが「市区町村ページ」
 ・「ブランド名×バッグ」と検索  ⇒上位表示ページが「特定の製品詳細ページ」

このような状態の場合、ページ内の各指標(直帰率やCVR等)を分析した結果、
そのままの状態で良いと判断をすることもあると思います。

ただそうでない場合は、ユーザーの検索意図によりマッチしたページを、PLPとして管理・改善することで、
ページ内の各指標(直帰率やCVR等)の改善に繋がると考えられます。 

▼新・旧ページにおいて
下記のような性質のページを保有する、サイトのご担当者様もいらっしゃるかと思います。 ————————————————————                                    【ページ例1】          「クリスマスプレゼント」特設ページ
…イベント別の特設ページを年次毎に作成
【ページ例2】          「iPhone」製品ページ
…製品がバージョンアップされる度に新たなページを作成
————————————————————

このような場合、「昨年よりも今年」「旧バージョンよりも新バージョン」という風に
最新情報が載っているページを、上位表示させたいケースの方が多いのではないでしょうか。

最新情報が載っているページをPLPとして設定し、
最上位に表示されているかを管理し、必要に応じてSEO改善を実施することで、
古い情報の提供によるユーザーの混乱を防ぎ、適切な情報を届けることが可能です。

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5. seoClarityでのPLP管理
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上述したカフェの例のように、ユーザーの検索意図に最も適したページ(PLP)が表示されているか、
現状を把握することは非常に重要なのですが、
大量のキーワードで一つ一つを確認することは、非常に手間のかかる作業です。 

弊社が提供しているエンタープライズSEOプラットフォームseoClarityでは、
キーワードとURLをペアとして設定する事で、大量PLPの一元管理を可能にしています。
登録されたPLPの達成度は、グラフィカルに表示されており、

 ・設定しているPLPのうち、何割で実現されているか
 ・キーワードカテゴリによってPLPの上位表示比率に違いはないか

などを分析し、該当ページのSEO改善へ繋げる事が可能です。 

※seoClarityの管理画面サンプル

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エンタープライズSEOプラットフォーム「seoClarity」の活用によって、
サイト担当者様やユーザーにとって、より本質的なSEO施策の実現にお役立て頂けます。
弊社では、seoClarityを活用したSEO施策の強化・サイト改善を積極的にご支援しています。
是非、お気軽にご相談ください。

離脱者をCVにつなげる ~その2~

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photo credit:http://photopin.com/

前回のコラムでは、離脱するユーザーに対してあるアクションを起こして、最終的にCVさせる「Ve(ヴィー)」という商材をご紹介しました。

今回はこの「Ve」の具体的な説明をさせて頂きます。

Veの仕組み。【メガネスーパー様の事例】

ユーザーがサイトを下記のようなページから離脱しようとする。
(Bookmarkで他のサイトへ移動、ブラウザを閉じる、他のサイトのhtmlを直接打ち込む、など)

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ポップアップが表示されます。

このようなポップアップです。

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このポップアップ内のオレンジボタン(お買い物を続ける)をクリックした場合、ポップアップが消えて元のページが表示される。

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オレンジボタンをクリックしたユーザーがCVした際に成果報酬が発生する。

という仕組みです。

離脱ユーザーの1%がCVする。

これまでの事例で、離脱ユーザーの約1%がCVにつながる事が分かっています。

仮に10,000ユーザーが離脱しているページで実施した場合は10,000×1%=100CVが増加する可能性があるということです。

どのページでVeを実施するか?

また、どのページの離脱者を対象に「Ve」を実施するかが重要ですなのですが、これまでの実績値からしますと、「フォーム」で実施するのが一番効果が良いようです。

「LP(ランディングページ)」と「フォーム」で実施した際に、ポップアップをクリックしてCVしたユーザーの9割が「フォーム」経由だったのです。

当然「LP」の方がPVが多いのですが、モチベーションが高いのは「フォーム」まで到達しているユーザーなので、最終的にCVまで到達するユーザーは「フォーム」の方が多かったことになります。

クリエイティブ作成・タグ設置のリソース軽減。

また、ポップアップで表示するクリエイティブは基本的にVe側で作成いたしますので、お客様のリソースを奪うことはありません。

タグも実施するページとCVページに設置するだけですので簡単に設置する事ができます。導入までは約3週間くらいです。

本来であれば離脱してCVしないユーザーをCVさせられる可能性があるVeを使用することでトータルのCVが増えていく可能性があります。ご興味ある方はぜひお問い合わせください。

最後に、「Ve」の3つの特徴をまとめさせていただきます。

(1)サイト離脱に特化したコンバージョン改善
商品購入、サービス申込み、会員登録までの離脱を防ぎます。

(2)導入はとてもカンタン!
該当ページへタグを挿入するだけ。クリエイティブ制作もVeで行います。

(3)利用料金は完全成果報酬型モデル
初期導入費用、運用やクリエイティブ制作の費用等、費用は一切不要です。

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記事型CPI広告『ADALAS(アダラス)』 ~広告主の利益を最大化する、優良ユーザー獲得CPIメニュー~(バリューコマース様寄稿)

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 スマートフォンの普及に伴い、アプリが急増し、法人・個人問わずアプリ開発が盛んです。自社のアプリユーザー獲得のためのプロモーションも激化してきています。

 バリューコマースでは、2015年11月11日に記事形式でアプリを紹介する

成果報酬型ネイティブ広告配信プラットフォーム『ADALAS(アダラス)』をリリースしました。『ADALAS』では、アプリレビューサイトやニュースサイト、キュレーションサイトなどの「記事メディア」に限定したネットワークを保有し、記事広告を掲載します。

 なぜ記事メディアに限定しているのかというと、記事メディアにはニュースやアプリの最新情報を見に情報感度やリテラシーの高いユーザーが集まってくるためです。さらに、バナーだけでは訴求できなかったアプリの特長やベストな使い方などを記事形式で詳細に語ることができ、ユーザーもアプリの内容自体に納得したうえで、インストールするので、利用や課金に積極的なアプリユーザーを獲得できます。

 さらに、『ADALAS』では、本来メディア側で作成するレビュー記事の作成代行することで、掲載メディアの負担を軽減し、より掲載につなげるスキームを用意しています。

バリューコマースは、『ADALAS』を通して、一つでも多くのアプリとユーザーをつなげる支援をしてまいります。

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▼クロスフィニティ考察

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総務省が発表した平成26年情報通信白書によると、スマートフォンの普及比率は50%を超えました。

(参照元)総務省「ICTの進化がもたらす社会へのインパクトに関する調査研究」(平成26年)

そして、日々様々なアプリが開発・リリースされています。

それに伴い、アプリ会社のプロモーション競争も年々激しさを増しており、ゲーム内のアイテム購入や電子マネーに交換可能なポイントを付与してインストール数を稼いだりとインストール数に重きをおいたプロモーションが主流となっています。

ただ、その場合にはポイントを目当てにインストールするユーザーが多いのも事実であり、早いものでは1日でアンインストールされてしまうアプリも珍しくありません。

 その為、アプリ会社ではインストールしてくれたユーザーが如何に長期間に渡ってアプリを利用してもらうかが課題になっています。特にゲームなど無料のアプリについてはユーザーのアイテム購入や広告収入が大きな収益源となるからです。

今回、バリューコマースがリリースした『ADALAS(アダラス)』はそのようなアプリ会社が抱える課題解決の一助を担うサービスと言えるでしょう。

 『ADALAS(アダラス)』はユーザーのインストール前とインストール後におけるイメージのミスマッチを減らすことが出来るかも知れません。理由は、一般的なバナー広告ではなく、記事形式の広告配信に特化しているのでアプリの内容を理解したうえでインストールする良質なユーザーを集められることが期待できるからです。

さらに、記事で紹介することで従来のバナー広告では伝えきれなかったアプリのオススメポイントや利用シーンなどを詳しくアピールすることができるため、ユーザーはアプリのイメージがつきやすく、インストール前とインストール後におけるイメージのミスマッチが起き辛くなります。

そして、従来のバナー広告のような掲載期間に応じた料金体系やインプレッション課金ではなくインストール数に応じた成果報酬型広告のため、アプリ会社はリスクを抑えたかたちで広告が出稿できるのも大きな特徴です。

 一方、アプリ広告を掲載するメディア側には記事広告を作成するリソースが無い為、バナー広告やテキスト広告のみを掲載している場合もあります。しかし、『ADALAS(アダラス)』では記事作成をバリューコマース側で代行作成も可能なため、メディアはリソースを掛けることなく質の高い広告を掲載することが可能です。

 スマートフォンの普及により、出来るだけ質の高いユーザーを効率よく獲得していくために『ADALAS(アダラス)』がアプリとユーザーの懸け橋になることに期待したいです。

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ウィズダム・オブ・クラウド(群衆の知恵)を徹底活用! 複数の競合サイトのキーワードから、コンテンツマーケティングを強化する方法 パート1

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「三人寄れば文殊の知恵」といいますが、コンテンツマーケティングにおいても、自社だけでなく、競合分析を通じてより広い視野から改善のアイディアを得ることは、非常に重要です。

今回のタイトルになっているウィズダム・オブ・クラウド(群衆の知恵)も、まさにそうした概念です。

今回は、ウィズダム・オブ・クラウドの考え方をいかにコンテンツマーケティングの改善に活かしていくか、seoClarityのキース・グッド氏のコラムからご紹介します。

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みなさんは、「我々の誰一人として、我々全員には勝らない」(三人寄れば文殊の知恵)という格言をご存知ではないでしょうか。頭がよく、世間的に天才とみなされ、私たち一人ひとりに比べ優れている人であっても、普通の人が力を合わせればそれを上回ることもできる、ということです。

これはネットの分野にも当てはまります。たとえばキーワードの順位について、多くの企業では社内で作成したキーワードリストによって達成度を測定しようとします。また、自社製品や業界へのメッセージなど情報発信を行う際もPRに関する自社が持つコンタクト先に依存しています。また、コンテンツ戦略を立てる際も、あるトピックについて自社が分かる範囲にとらわれがちです。

そしてここで別の格言が思い浮かびます「我々は、自ら知らざるものを知ることはできない」と。今回は3回シリーズとして、群衆の知恵をどのように活用し、キーワードやコンテンツに関して競争力をつけ、勝機を見出すかお話したいと思います。


群衆の知恵とは何か

三人寄れば文殊の知恵と言うように、複数の企業やウェブサイトを見ることで、一つの企業や一つのウェブサイトだけを見るよりも、より広範にわたるキーワードの広がりをつかむことができます。

同じく、複数の企業のPRやソーシャルメディア/情報発信チームについて見ていくことで、自社だけで行った場合に比べ、業界内のオピニオンリーダーやライター、報道機関のより網羅的なコンタクト先リストを得ることができます。群衆の知恵とは、独力だけで取り組むことの限界を認識することなのです。 自社のキーワードについて考えてみましょう。おそらく多くの場合、定期的に順位を追っているキーワードリストがあるのではないでしょうか。おそらくこのリストは担当者やチームが自社のビジネスを最も正確に体現していると考えるものを含む形で作られ、改良されてきたことでしょう。しかし、業界に関するあらゆる語句について、自社がビジビリティを有しているか、ご存知でしょうか?

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上の図から、ある競合がランク入りし、自社がランク入りしていないキーワードは、おそらくブランドワードだろうと容易に推測できると思います。ある企業やサイト特有のワードは自社でそのまま使ってよいものばかりではありません。しかし、2つ以上の競合がランク入りし、自社がランク入りしていないキーワードはどうでしょうか?上の図では、グリーンとブルーに共通し、イエローに含まれないものになります。これらは自社が取り切れておらず、また自社で取り組むことができるチャンスを意味しています。

自社だけで考えたビジネス理解から、集合知を含めたものへと拡張することで、より大きな成功を収める可能性は指数関数的に増えていきます。それではいったいどのようにすればこの驚くべき情報源を取り入れることができるのでしょうか?

幸いなことに、seoClarityのユーザーであれば、ドメイン比較機能を利用し、最大2つの競合を比べ、現状がどのようになっているかを確認することができます。seoClarityが定期的に推移を追っている1億2,000万ものキーワードの中から、各ドメインがどの程度のキーワードでランク入りし、どの程度オーバーラップしているか、管理画面から確認することができます。 

ここではスポーツ用品業界を例にとり、具体的に見てみましょう。スポーツオーソリティ、ロードランナースポーツ、そしてディックススポーティンググッズを比較してみていきます。

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スポーツオーソリティと、ディックススポーティンググッズ、ロードランナースポーツについてドメイン比較を行った場合、業界においてディックススポーティンググッズがいかに優位か、非常にはっきりと見て取れます。

スポーツオーソリティはこれらのキーワードについて、非常に多くのデータを得ることができる可能性があるものの、リストの大部分はブランドワードに関連したものかもしれません。より重要なのはディックスとロードランナースポーツに共通していて、スポーツオーソリティが取れていない22,982個のキーワードです。

 このようにドメイン比較機能を利用することで、スポーツオーソリティは有望なキーワードを見つけることができ、それらを踏まえたコンテンツ戦略を作っていくことが可能にな ります。

今回のまとめ

見てきたように、このような競合分析のアプローチによって、自社の属する業界の理解を広げ、ユーザーに対しより包括的なコンテンツを作っていくことができるようになります。

本シリーズですが、次回は私が“より大きなウィズダム・オブ・クラウド”と呼んでいるものを取り上げていきます。タイトルからお分かりのように、内容はより大きな価値のあるものになる予定です。

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いかがでしたでしょうか?

自社に加え、競合も含めた「ウィズダム・オブ・クラウド」(群衆の知恵)を活かして自社のコンテンツマーケティングを強化することの重要性の一端をご覧いただけたのではないかと思います。

また、弊社ではseoClarityを活用したSEO施策の強化・サイト改善を積極的にご支援しています。今回取り上げた競合サイトとの比較を通じたキーワード分析手法などについてご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

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GoogleアナリティクスでABテストするページを調べる方法

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photo credit:http://photopin.com/

インパクトが大きいページでABテストをする

CRO(コンバージョンレートオプティマイゼーション※)は、 文字通りCVRを上げる事が最重要のミッションですので、 「どのページでどんなABテストをするか」が肝になってきます。

※CRO:サイト全体を最適化してCVRを上げるマーケティング手法

「なんとなくページを決めて、なんとなくABテストする」では、うまくいきません。もちろん良い結果が得られる時もありますが、たいていはインパクトが小さく、たとえCVRが改善したとしても全体のCV数の大幅増加にはつながりません。

ABテストを繰り返し実施することはとても重要ですが、細かいところにこだわってしまいPVの少ないページやコンバージョンに貢献していないページでテストしていては時間の無駄になってしまいます。

そこで今回はGoogleアナリティクスを使って、ABテストを実施するに値するページの見つけ方をお伝えしたいと思います。

かなり簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。

Googleアナリティクスにログイン

まずは、Googleアナリティクスにログインしてください。 まだアカウントを持っていない方はぜひアカウントを作成してください。

こちらから作成できます。

 ↓

 https://www.google.com/intl/ja_JP/analytics/

Googleアナリティクスは、高度なサイト解析ができる上になんと無料です。 これを導入しない手はないと思います。ぜひ導入してみてください。

ログイン後の操作

ログインしましたら、 最上部のレポートをクリックして下さい。 そうしますと、画面中央付近にグラフや数字が出てきます。

左側には様々なメニューが並んでいますが、今回はまずここを使用します。 左側の下の方にスクロールしますと、「行動」という大カテゴリーが出てきます。 「集客」と「コンバージョン」に挟まれています。

「ユーザー」の中にも小カテゴリーで「行動」がありますが、こちらではないのでご注意を。

大カテゴリーの「行動」をクリックすると、

表示されますので、この中の「▶サイトコンテンツ」をクリックして下さい。

クリックすると、4つの項目が表示されますので、この中の「ランディングページ」を

クリックして下さい。

すると、

画面中央から下の方に表が出てきて、セッション数の多い順番でランディングページのURLが並びます。

この表の右上にコンバージョンを選択できるプルダウンがありますので、ここを選択して該当するコンバージョンを選んでください。 コンバージョンを選択しましたら、このコンバージョンを多い順にソートします。表の上段(指標部分)の「目標○○の完了数」というところをクリックすると多い順に並べ替える事ができます。

以上で準備完了です。

ABテストを実施するのはこのページ

もうお分かりかと思いますが、並び替えたURLの順番が「コンバージョンへのインパクトが大きい」ページの順番になります。

「どのページでABテストをするか?」

この答えは単純で、

上から順番にやっていけばいいのです。

インパクトの大きいページでABテストを実施すれば、改善したときに全体のコンバージョン数が一気に増加します。 細かいところを何度も何度もABテストするのではなく、このようなインパクトの大きいページを何度も何度もABテストしてCVRを上げていきましょう。

それではまた。

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コンテンツにはどんな種類がある?

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photo credit: photo from Unsplash (2148)  via  photopin (license)

コンテンツマーケティングといえば、多くの人が思いつくのは記事コンテンツです。しかし、実はほかにも様々な種類のコンテンツがあります。コンテンツにはそれぞれ特徴があり、効果的なコンテンツマーケティングを行うには、各自の特性を理解して選択することが重要です。
記事コンテンツについては前々回のコラムおよび前回のコラムで述べたので、今回は「そのほかのコンテンツ」について紹介します。

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様々なコンテンツ
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上述の通り、コンテンツにはそれぞれ特徴があり、ターゲットの行動フェーズ(※)に合わせて送り分けることが大切です。各コンテンツに向いているフェーズも併せて紹介します。

※行動フェーズの概念図

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詳細はこちらのコラムにてご覧いただけます。


■コンテンツ例①:インフォグラフィック
向いているフェーズ:認知・興味関心
数値データや情報を、チャートやグラフ、イラストなどで視覚的に表すコンテンツです。ビジュアルで訴求する為、目に留まりやすく情報を理解しやすいのが特徴です。SNSで拡散されやすく、被リンク獲得にも有効です。

下記はインフォグラフィックの一例です。アンケートの回答を集計し、ビジュアルでわかりやすく見せています。

全体像はこちらのサイトでご覧いただけます。

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■コンテンツ例②:動画
向いているフェーズ:認知・興味関心
文字や画像より多くの情報を、わかりやすく伝えられます。最近増えてきているコンテンツの一つですが、その裏にはYoutube等の動画投稿サイトや動画撮影機能を備えたスマートフォンの登場により、手軽に動画作成ができるようになったという背景があります。またスマートフォンやタブレットの普及であらゆる場所での動画閲覧が可能となり、今後ますます増えていくと見られています。
インフォグラフィック同様、SNSで拡散されやすく、静止画にはないBGM等の演出によりストーリーの印象も残りやすいのが特徴です。


■コンテンツ例③:プレスリリース
向いているフェーズ:認知・興味関心
企業がマスメディア向けに情報を発信し、それをニュースや記事として取り上げてもらう方法です。個人のターゲットではなく、報道機関向けのコンテンツであるというのが大きな特徴です。
ウェブサイト等の発達により、企業は自ら情報発信ができるようになりました。とはいえ、今なおマスメディアの発信力は強いものです。プレスリリースは、今まで全く接点のなかった人にも情報を届けられるため、認知獲得の母数を増やすには有効な手法といえるでしょう。

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■コンテンツ例④:eBook
向いているフェーズ:認知・興味関心
ありかたとしては書籍に近く、ターゲットの課題に対するソリューションや市場のトレンドなど、専門性の高い内容でターゲットに訴求するコンテンツです。PDFなど、ウェブサイトからダウンロードできる形で作成することで、多くのユーザーに低コストで配布することができます。
企業側の技術やノウハウ・コンサルティング力をアピールし、認知獲得及び信頼の醸成ができるとともに、ターゲットのメールアドレス取得(※)の方法としても使えます。

※ダウンロード時にメールアドレスを記入してもらう形式が一般的です


■コンテンツ例⑤:オンラインセミナー
向いているフェーズ:興味関心・比較検討
ウェビナーとも呼ばれ、ウェブサイトを介して、ターゲットにライブイベントを配信できるコンテンツです。その最大の特徴は「距離を問わない」ということで、遠方や海外のターゲットにも視聴してもらえる強みがあります。
質疑応答もその場で行えるため、視聴する側にとっては、1回で疑問点を解決できる・実際の企業(配信者)のイメージをつかめるなどのメリットがあります。また企業側にとっても、会場費等のコストがかからない・開催地域にとらわれず、プロモーションの幅が広がるなどの利点があります。

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まとめ
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上記で紹介したのは、コンテンツの一部です。このほかにも多様なコンテンツがありますが、全てのコンテンツに共通して言えることは、ターゲットの行動フェーズや性質に合わせて送り分けてこそ効果を発揮するということです。
そのためにもコンテンツの特徴とコンテンツマーケティングの目的をしっかり整理して、適切なコンテンツを作成しましょう。

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アフィリエイトとは?~基礎知識編~

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アフィリエイトの市場規模は、2013年に公表された矢野経済研究所の「アフィリエイト市場」のレポートによると毎年約10%の成長率で伸長し、近年はスマートフォン広告市場が成長していることから今後も安定して市場が拡大していくことが予測されます。これから複数回にわたって、アフィリエイトの基礎知識から成功事例などを紹介させていただきます。今回は、以下の目次に沿ってアフィリエイトの基礎知識の部分を説明します。

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【目次】  

1.アフィリエイトとは?  
2. インターネット広告におけるアフィリエイトの位置づけ  
3. ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の紹介 

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1.    アフィリエイトとは?

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アフィリエイトとは、インターネット広告の課金方式の一つで成果報酬型の広告を意味します。ウェブサイトやメールマガジンに広告主のサイトに誘導するLP(ランディングページ)などにリンクを設置し、来訪ユーザーがそのリンクを経由して広告主のサイトで会員登録や商品を購入すると、サイト運営者に報酬が支払われる仕組みです。成果報酬型のため掲載費用は基本的に無料ということが特徴であり、広告主にとって最大のメリットと言えます。以下が主なメリット・デメリットです。

【メリット】

・掲載費用は基本的に無料、成果に応じて費用が発生するため広告主のリスクが少ない。

・成果報酬の金額は広告主が自由に設定することができ、実際の売上・利益に貢献した成果のみにコストが発生するため費用対効果が高い。

【デメリット】

・広告が掲載されてから成果が発生するまでに一定の期間を要するため、短期ではなく中長期的な取り組みが必要。

・広告の掲載判断や掲載内容・掲載位置はサイト運営者に委ねられるため、広告主が完全にコントロールすることが難しい。

デメリットに記載した内容に対しては広告代理店やASP(※1)と相談しつつ、掲載する際の条件を予め決めることができますが、広告主はアフィリエイトの特性や注意点を理解した上で導入をする必要があります。

※1  ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)とはアフィリエイトサイトと広告主を仲介する業者のこと。膨大な数のアフィリエイトサイトをネットワーク化し、広告主と連携するシステムを提供している。

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2.    インターネット広告におけるアフィリエイトの位置づけ

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上記で説明した内容を踏まえ、インターネット広告の中でアフィリエイトが担う役割を【ターゲット】と【課金方式】の二つの観点から説明します。

【ターゲット】

SEO・リスティングは広告主のサービスや商品名、またはそれらに関するキーワードでの集客となるためターゲットは主に顕在層となります。ディスプレイ広告はユーザー属性に合わせたターゲティングや、1度広告主サイトを訪れたことのあるユーザーへのリターゲティングが可能であるためターゲットは潜在層が中心となります。一方でアフィリエイトは、1度に多くのユーザーにリーチできるメールマガジンや検索結果上位サイトなど、低関心層から顕在層まで幅広いユーザーに向けてアプローチができます。

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【課金方式】

SEOは成果報酬で実施する場合もありますが月額固定費での取り組みが多く、施策内容に沿って金額が変動するためCPA(※2)が読みにくいという特徴があります。リスティング広告の場合はクリック課金のためキーワードの選択や入札単価の調整、ディスプレイ広告の場合はクリック課金またはインプレッション保証のためターゲティング手法を駆使しながら運用効率を図る必要があります。一方、アフィリエイトは成果報酬型のため、CPAが読みやすく予算のコントロールがしやすいことが他広告と異なる点です。さらに、引上げ率やCPO(※3)まで細かく分析することでよりコストを最適化することが可能となります。

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                              (自社調べ)

※2 CPAとは“Cost Per Action”の略。広告単価の指標で、顧客獲得一人あたりのコスト。

※3 CPOとは“Cost Per Order”の略。一件の注文を獲得するのに費やしたコスト。

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3.    ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の紹介

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アフィリエイトを開始するにあたり、ASPの選定が重要なポイントとなります。※1に記載したとおり、ASPはアフィリエイトサイトと広告主を仲介する役割を担っており、サイト運営者に対して広告を掲載するよう直接交渉を行うことができます。

【主要ASP概要】

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                                          (自社調べ)

ASPは複数存在しており得意なカテゴリも異なるため、広告主のサービス内容や目的を十分に考慮した上で選定する必要があると言えるでしょう。

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ウィズダム・オブ・クラウド(群衆の知恵)を徹底活用!パート2 「より大きな群衆の知恵」

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seoClarityのキース・グッド氏のウィズダム・オブ・クラウド(群衆の知恵)を活かしたコンテンツマーケティングに関するコラム、今回はパート2をお送りします。今回は、「より大きな群衆の知恵」の活用がテーマです。

前回の記事「ウィズダム・オブ・クラウド(群衆の知恵)を徹底活用! 複数の競合サイトのキーワードから、コンテンツマーケティングを強化する方法 パート1」では、競合のキーワードの広がりをいかに活用 し、自社のコンテンツ戦略を強化していくかについてお話してきました。複数の競合がランク入りしている一方で、自社がランク入りしていないキーワードを見ていくことで、自社が取り切れていない機会について把握することができます。

では、「群衆の知恵」はそれだけなのでしょうか?
もちろん、それだけではありませんので、今回パート2としてお送りしようと思います。

群衆の知恵を見ていくもう一つのアプローチは、競合分析の範囲を超えて、キーワードの周辺に存在する質問やコミュニケーションについて考えていくことです。Googleやその他のサーチエンジンがより洗練されていく中で、ユーザーはサーチエンジンの黎明期から慣らされてきた”検索クエリのような書き方”を余儀なくされるのではなく、自然な言葉を使って質問をすることができるようになりました。

そのため“ランニングシューズ”というクエリを入力する代わりに、ユーザーはGoogle NowやSiriやCortanaなどに話しかけ”トレイルランに最適なシューズは何?”と聞くことができます。

実際にGoogleは検索クエリの背後にはユーザーの「問い」があると想定しており、下記の画像のように、自動的にインスタントアンサーを提供したり、質問の精度を上げるオプションを提供したりしています。

【図】触媒コンバーター(Catalytic converter)の例

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そのため、質問項目に焦点を当て、ロングテールのキーワードを探っていくメリットは計り知れません。多くの企業やサイトのキーワードリストよりかなり広い範囲を見ていくことで、ユーザーのニーズに対する適合性(レリバンス)を高め、インスタントアンサーに表示されることにもつながります。

10個のそこそこの内容の回答リストを提供するのでなく、どのようにサーチエクスペリエンスを進化させ、ベストの回答を提供し、コンテンツマーケティングに関する取り組みに役立てていくかについて考えてみましょう。
自社サイトや業界に関するキーワード全体の広がりは、下記のようなものになるでしょう:

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ヘッダやボディに競合しているキーワードが含まれているだけでなく、見込み顧客が自社の製品やサービスを見つける際に使っている実際のフレーズをも含んでいることが、より大きな群衆の知恵となるゆえんです。さらに言えば、より大きな群衆の知恵によって、自社のコンテンツマーケティングに対する取り組みを単なるキーワードリストではなく、トピックスに焦点を当てたものとすることができるのです。

群衆の知恵にアクセスする方法

おそらく“どうやってこの情報にアクセスすればよいのだろう?”とお感じになったことでしょう。その際、スケーラブルなアプローチと、手作業によるアプローチの2つのアプローチが取り得ます。
まず手作業によるアプローチについて話していきましょう。群衆の知恵について調べる際の7つのステップからなるプロセスをご紹介します。

1.Q&Aサイト、フォーラム、そして自社にマッチした業界ニュースサイトを見ていく

2.ユーザーがクエリの中で入力しそうなキーフレーズやキーワードを見ていく

3.ステップ1で抽出したQ&Aサイトやフォーラム、業界ニュースサイトでキーワード検索をしてそれぞれの言葉に関する会話のフレーズや質問を集める

4.これらのサイトすべてに関し、質問や会話のフレーズをリストにまとめ、完成させる

5.ソーシャルでのシェア、いいね、またはコメントのスレッドをもとに、優先順位をつける

6.最終的なリストを自社のコンテンツ制作に関する戦略の方向付けに活用する

7.自社の各製品やサービスについて同様のことを行う


大規模サイトに関しては、このプロセスは非常に手間のかかる作業になるかもしれません。(たとえば、ホームデポやコストコのように、何千もの製品を扱っているサイトについて行うことを考えてみてください。)

それでは、スケーラブルなアプローチについて考えてみましょう。コンテンツアイデアというseoClarityが開発した機能があります。この機能は日本のYahoo!知恵袋や教えてgooのようなQ&AサイトにあたるQuora、Stack Overflow、Yahoo!アンサーなど、1,800の情報源 について、各サイトで行われている会話をまとめたもので、前項のステップ1~3に関する機能です。
(※米国版の機能。日本については現在β版を提供中。)

seoClarityのユーザーであれば、単純にキーワードをコンテンツアイデア機能の画面にある検索ボックスに入力し、サイトのリストとキーワードに一致した記事、投稿、質問に関するリストを素早く確認できます。これらの質問はカテゴリ別のリストに追加でき、順位分析機能に取り込んだり、コンテンツライターに即座に作業を割り当てたりすることが可能です。

どの規模のサイトであっても、この機能によって素早く調査を行うことが可能です。

より大きな群衆の知恵にアクセスすることで、コンテンツマーケティングやコンテンツ戦略の担当者はユーザーのニーズに直接応えるコンテンツを作り上げることができます。
キーワードを挿入するといった従来のアプローチを行うのではなく、トピックスについてライティングを行うことにより、ユーザーがどのようなクエリを入力した場合でも、あるいはサーチエンジンに音声で尋ねた場合でも、取りうる最良の答えを提供することが可能になるのです。

この内容は、先日のコラムでもご紹介したURA SEOフレームワークの「レリバンス(適合性)」の部分の基礎になります。

結論
ここまで、自社のキーワードリストを強化する上でどのように競合の順位情報を活用できるのか、そしてそれらのキーワードリストを実際のコミュニケーションやクエリの把握を可能にする適合度の高いコンテンツ戦略にしていくかをいくつか見てきました。
次回、このシリーズの3回目では競合 のリンク状況をいかに把握し、有効な業界内のつながりを築く機会を見出していくかについてお話します。どうぞお楽しみに。


いかがでしたでしょうか?
競合だけでなく、ユーザーが行っているコミュニケーションに着目して調査を行うことで、よりユーザーのニーズに合致したコンテンツを作り上げることができるという視点は、今後ますます重要になってくると思われます。今回の記事が皆様のご参考になれば幸いです。

また、弊社ではseoClarityを活用したSEO施策の強化・サイト改善を積極的にご支援しています。今回取り上げた手法などについてご興味をお持ちの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

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ABテストの王道「キャッチコピーのABテスト」

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photo credit:http://photopin.com/

WEBサイトの売上は、

「訪問数×CVR×顧客単価」

という方程式で成り立っています。

この方程式に則って各指標を増やしていけば、おのずとサイト売上も上がっていくことになります。(言うは易し行うは難しですが)

例えば、訪問数を増やすためには、広告を掲載し、SEO(※)を実施し、メルマガを送ったりすることが重要になってきますし、顧客単価を増やすためにクロスセルやアップセルを行うことが重要になるかと思います。

そして、CVRを上げるには「ABテストを実施し分析するというPDCAを徹底的に回す」が重要になってきます。

特にCVRが0.1%を切るサイトは、訪問数を上げることに注力する前に必ずCVR改善に取り組んでください。CVRが0.1%ということは1,000人に1人しかCVしていないことになります。つまり999人は離脱しているサイトです。このようなサイトにいくらアクセスを集めても底の開いたバケツ状態ですので成果は上がりません。

せめて、CVRが1%になるようにABテストを繰り返し改善して頂ければと思います。

キャッチコピーの重要性

このようにABテストを繰り返す事がCVRを上げるために非常に重要なのですが、その中でも特に「キャッチコピーのABテスト」はCVRに与えるインパクトが大きく、CVRが2倍3倍になるケースもあります。

なぜか?

それは、サイトに訪れるほとんどのユーザーは、ファーストビュー(ページを表示した時に、最初に表示される領域)を見て、「離脱するか」「サイトに留まるか」を判断しているからです。

自分のニーズを満たしてくれるサイトかどうか?それをファーストビューを見ただけで決めているのです。(そうでないユーザーも数%いるかと思いますが)

おそらく、皆さんも自分が何か欲しいものを探している際、訪れたサイトが自身のニーズを満たしてくれるかどうかを瞬時に判断されているのではないのでしょうか?「このサイトは自分が求めているものがありそう」か「このサイトは自分が求めているものがなさそう」とう感じで。

この「自身のニーズを満たしてくれるかそうでないのか」を瞬時に決める基準となるのが「キャッチコピー」です。

「キャッチコピー」はその商品のベネフィットを一言で表したものです。(ベネフィットとはその商品から得られるメリットの事です。)

どんな特徴の商品で どんな人に向いているのか どんな効果があって どんな人が作っていて どんなお客さんが使っていて どんな価値があり どういう価格帯なのか

これらをたった一言で表したのが「キャッチコピー」なのです。

サイトに訪れたユーザーはこの「キャッチコピー」を見て、その商品にどんなベネフィットがあるのかを確認し、そのベネフィットが自分のニーズを満たしてくれるかどうかを 判断しています。

ですので「キャッチコピー」が何よりも重要なのです。

ペルソナは設定していますか?

ペルソナとは「理想の顧客像」のことです。ターゲットとも言いますが、ターゲット以上に細かい顧客像というとらえ方が良いかもしれません。

皆様が扱っている自社の商品は一体誰に向けた商品でしょうか?ここが明確になっていないと、良いキャッチコピーは作れません。

例えば、【安眠枕】が商品だった場合、

枕は万人が使うから皆にうけるようなキャッチにしようとして、

「どんな方でも快適な睡眠ができる魔法の枕」

などにしてはいけません。誰でもいいから買ってほしいというコピーは誰も買いません。街中で「誰か来てください」と言っても誰も来てくれないのと同じです。

この場合のペルソナは、

「毎日終電近くまで働き、朝も早く睡眠時間が3時間くらいしかないサラリーマン」 あるいは 「子供ができたばかりで1時間睡眠を4回くらい繰り返す主婦。その1時間でぐっすり寝たいと思っている」

などが良いのではないでしょうか。(他にもあると思いますが)

それぞれに対して、

「終電始発が当たり前。3時間しか眠れないサラリーマンに人気の安眠枕」 「赤ちゃんのお世話で1時間睡眠。そんなあなたに1時間で快眠できる枕をご紹介」

などの「キャッチコピー」を作成します。

ABテストを実施

そして、ここで以下の3つの「キャッチコピー」でABテストを実施します。

1.「どんな方でも快適な睡眠ができる魔法の枕」 2.「終電始発が当たり前。3時間しか眠れないサラリーマンに人気の安眠枕」 3.「赤ちゃんのお世話で1時間睡眠。そんなあなたに1時間で快眠できる枕をご紹介」

1ヶ月くらい実施すれば、そこそこの母数はたまりますので、それぞれの差異が統計的に分かるようになります。

1のCVRが0.3%、2のCVRが1%、3のCVRが2%などという大幅改善もあり得ますので、ぜひペルソナを設定して「キャッチコピー」のABテストに挑戦してみてください。

LPOツール

なお、ABテストの際、同時期にこの3パターンをABテストしてください。 時期をずらしてABテストをしてしまうと時期要因がでてきますので正確な差異が分からなくなってしまいます。 同時期にABテストするためにはLPOツールの導入が必要になります。弊社ではLPOツールを使用してCVR改善のコンサルをしておりますので、ご興味ある方はぜひご相談ください。

それではまた次回。

※SEOに関しては、弊社の最も得意な領域の1つですので、なかなかSEOで順位が上がらないというお客様はぜひご相談ください。

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自社のコンテンツマーケティングを体系化・よりシンプルにしよう

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アメリカでは「スプリング・クリーニング(春の大掃除)」として、暖房を片づける時期に大掃除を行う地域もあります。

新年度になり、皆様の中には新たな計画の実施やコンテンツの見直しをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんなときに役立つコンテンツの整理方法について、グローバル・コンテンツ・ストラテジスト パム・ディドナー氏のブログからご紹介します。

クローゼットの整理整頓を毎年の春の大掃除まつりの一部として行っていることもあり、同じ発想を私自身のコンテンツにも適用する必要があることに気づきました。
自社、あるいはあなた自身のコンテンツを制作することは、服を買うことに似ています。既に持っているものを見直さずに、衣装ダンスに服を追加し続けるのは良くないですよね。
持っている服の一部は違う形で着こなすことで、引き続きスタイリッシュに楽しめますが、他のものはただただ時代遅れになり、処分する必要が出てきます。

同じようなことがコンテンツの管理にも言えます。時々Webサイトを掃除しないまま、作り続けてはいけないのです。一部のコンテンツは部分的に更新したり、別の目的に利用するために作り変えたりする必要があるかもしれません。一部のコンテンツ(特に製品に特化した、内容が古くなるようなもの)は、単純に取り下げ・削除することが必要です。加えて、コンテンツが立て続けに出ていくことで良い雰囲気をかもし出し、SEOやリスティング広告の効果を高める一助とすることが必要です。

コンテンツに関する春の大掃除は、必ずしも一人で行うべき仕事ではありません。皆さんが企業で働いている場合、しばしばWeb担当や各専門分野のエキスパート、ペイドメディア、ソーシャルメディア、そのほかコミュニティの管理者が含まれるような、チームでの取り組みが必要です。ギリギリになってチームを集めることは、特にメンバーがいつも忙しく目の前の作業にかかりきりの場合、大変です。年間の編集スケジュールにコンテンツの春の大掃除を組み込む一番の方法は…皆に予めもうすぐ行われることを知らせることです!

それでは、実施する際に役立ついくつかのステップをご紹介しましょう。

・コンテンツの整理整頓は編集計画の一部です

編集カレンダーにコンテンツの春の大掃除を加え、実施しましょう。必ずしも春である必要はありません。年間計画が始まる前、あるいは長い休みや製品の販売開始の後に行うことが理にかなっているケースもあります。また、自社の繁忙期に当たらないように気を付けましょう。

・デジタルマーケティング、またはウェブマーケティングチームと連携しましょう

ウェブチームは特定のページや製品サイトを書き換えたり更新するスケジュールカレンダーを既に使っているかもしれません。彼らの取り組みに参加しましょう!

・編集カレンダーについて、2~4週間の時間を取りましょう

関係するメンバーが作業するのに必要な時間を見込みましょう。しかし、ウェブ担当者や各分野のエキスパートがかかりきりで2~4週間かかる、ということではありません。一般的には1日3~8時間ほどになるでしょう(どの程度のページを見直すかにもよりますが)。

・フォローアップ、フォローアップ、さらにフォローアップ

キックオフや確認メールを送る際に、テンプレートを使うと簡単です。下記のテンプレートのようなシンプルなものでもいいしょう。また、様々な情報源から転記せずとも情報が一本化されるよう、フォームスタック(Formstack)のようなソリューションを使って、各自で情報を入力してもらうこともできるでしょう。

※フォームスタック…米国Formstack社の情報入力フォーム・アンケート作成ツール。これにより各部署のニーズなどの集約を図ることができます。

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・書き換えや更新に2~4か月をかけましょ

フィードバックを得ることは非常に簡単です。さらに自社サイトからコンテンツを削除することも、とてもたやすいことでしょう。難しいのは入れ替え用のコンテンツを探したり、新しい製品情報にコンテンツを更新することです。

そのため、コンテンツに関する計画の中で、これらの項目に優先順位をつける必要もあるのです。コンテンツの更新が簡単な場合もあるでしょうし、更新のためには予算と人手が必要な場合もあるでしょう。

コンテンツの整理は定期的に行うことが必要です。この作業はコンテンツマーケティング担当者やウェブ担当部署が主導することになるでしょう。あとはその時間を確保して“行動あるのみ”です。

個人的なメモ:私自身の春の大掃除リストは屋根や雨どい、窓やカーペットクリーニングに始まって、各部屋のモノを捨てることに至るまで、非常に包括的なものになっています。
この数年間、私はファイルの削除や携帯やタブレットやPCの写真の整理などデジタル版春の大掃除も行っています。私の春の大掃除はうっかりすると秋までかかりそうです。やれやれ…


いかがでしたでしょうか。
今後このコーナーでは、パム・ディドナー氏のコンテンツマーケティングに関する記事もご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

本原稿は、パム・ディドナー氏のサイト(http://www.globalcontent.marketing)に掲載のブログ記事「Spring Cleaning: Organize & Simplify Your Content Marketing」を許可を得て翻訳・再構成したものです。
パム・ディドナー氏はこのほか、著書” Global Content Marketing”なども執筆されています。ぜひ合わせてご覧ください。

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アフィリエイトの運用

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前回は、アフィリエイトの基礎知識として、アフィリエイトのメリット・デメリット、Web広告の中での位置づけ、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)の説明をさせていただきました。

今回は、アフィリエイトの運用や代理店の役割を下記の目次に沿ってご紹介します。

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【目次】  
1. アフィリエイトの運用とは
2. 代理店で運用することのメリット・デメリット 
3. まとめ

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1. アフィリエイトの運用とは

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アフィリエイトの運用について、以下の流れに沿って説明をしていきます。

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① 競合調査による条件設定

ASPのパートナー管理画面での確認やASPへのヒアリングによって、競合企業の報酬単価・成果地点・ASPの利用状況などを確認します。

複数の競合企業の報酬単価を確認することで、アフィリエイトサイトに掲載する為に必要な単価の目安が分かります。また、競合企業の報酬単価を把握し、上位掲載や露出強化する為に、他社より高い単価で出稿するなど、戦略的な条件設定を行うことが可能です。

② アフィリエイトサイトのリクルーティング

ターゲットとしているユーザーが集まりそうなアフィリエイトサイトを探して、ASPに提携依頼を行います。ASPはリストを元にアフィリエイトサイトに提携・掲載の依頼を行います。

③ 提携承認作業

提携申請をしてきたアフィリエイトサイトの内容を確認し、提携の承認・非承認を行います。
アフィリエイトサイトを1つ1つ確認する為、非常に時間を要しますが、意図しないアフィリエイトサイトへの掲載を避ける為にも承認作業は重要です。

ただ、アフィリエイトサイトの運営者が提携申請を行ってから提携承認されるまでの期間が長くなると、広告が掲載される可能性が下がるため、できるだけ早く提携承認することが必要になります。

④ 掲載・露出促進

広告掲載や露出を促進する方法として、「特別報酬単価の設定」があります。アフィリエイトサイトの運営者にとって報酬が大きなモチベーションとなる事が多いため、報酬単価を上げて他の案件と差をつけることで、掲載・露出意欲を高めます。

⑤ 成果確定作業

発生した成果に対してキャンセルや申込不備があれば非承認とし、問題がなければ承認を行い支払額を決定します。具体的にはASPの管理画面から成果一覧をCSVで取得し、承認・非承認のフラグを立ててアップロードします。

成果確定作業の中には成果を全て承認する設定(全承認)もありますが、全承認はキャンセルや申込不備も成果対象とする為、出来るだけ手動承認をお勧め致します。

その他のアフィリエイト運用として、メールマガジンを配信して、新商品の案内やキャンペーンの告知を行ったり、不正に成果をあげていると疑われるアフィリエイトサイトの発見、ASPへの通報や警告などがあります。


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2. 代理店で運用することのメリット・デメリット

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代理店は広告主が行うアフィリエイトの運用を代行しますが、代理店の立ち位置はどこにあるのでしょうか。下記の図をご覧ください。

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広告主とASPの間に代理店は位置しており、広告主が望む目標件数や目標CPAに沿うような運用を行っております。また、代理店は複数のASPの運用管理を一括で行い、成果に繋がるアフィリエイトサイトを分析し、掲載位置の調整や掲載サイトを増やし、広告主の売上拡大を図ります。

それでは下記に代理店で運用することのメリットとデメリットを記載いたします。

【メリット】


・広告主の工数を削減

広告主が行う業務を代理店が代行する為、広告主の工数削減が可能になります。
また、代理店は広告主と定期的なミーティングを行うことで、前月の振り返りや次月の提案をしながら、広告主の目標に沿う運用を行います。

・運用知見を元にした出稿戦略による件数最大化

代理店は複数の広告主との取引がある為、各業種ごとの運用知見も持ち合わせております。また、運用知見を元にアフィリエイトサイトに対して適切な掲載位置・単価設定を行うことも可能です。

・ASPとの強固なコミュニケーション力を用いた、アフィリエイトサイトの調整が可能です

代理店は複数の広告主の運用を通じてASPと取引がございます。その為、ASPに対しても広告主単体で交渉するよりも、掲載位置の調整、特別仕込み(セミナーやメルマガ)など複雑な調整や交渉がスムーズに行えることがあります。それによって、差別化のある施策や提案が可能です。



【デメリット】


・手数料が発生する

代理店に運用代行費として、手数料が発生します。


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3. まとめ

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上記で代理店のメリット、デメリットを記載しましたが、細かいところを言えば他にもあるかと思います。ただ、ポイントとしては代理店に運用を依頼することで手数料は発生するものの、運用代行による広告主の負担軽減、運用知見や交渉力といった付加価値を感じていただけると思いますし、現在も多くの企業が代理店を通じてアフィリエイトを運用しております。

その中でクロスフィニティでは、特に金融・人材・インフラ関連等の各業界別の運用知見と、主要ASPとの仕入力やコミュニケーション力を強みとしています。その強みを活かしてアフィリエイト広告の費用対効果の最大化を支援する事が可能です。

今回はアフィリエイト運用や代理店で運用することのメリット・デメリットについてお話をさせていただきました。次回は媒体の種類(アプリ・ポイント・SEO)の特徴を説明します。
分かりにくいところが多々あったかと思いますが、少しでも皆様のお役に立てることができれば幸いです。

ご質問等は直接弊社宛にお問い合わせくださいませ。

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【レポート】Cross Forum 2016 - 海外最新テクノロジーを活用した、デジタルマーケティングの最新事例と未来 -

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来る2016年6月15日(水)に、弊社主催のセミナー「Cross Forum(クロスフォーラム)2016」を開催いたしました。昨年は「コンテンツマーケティング・CRO・スマートフォンSEOが繋ぐオウンドメディアの未来〜」をテーマに開催したCross Forumですが、今年は「海外最新テクノロジーを活用した、デジタルマーケティングの最新事例と未来」と題して、より包括的な内容にバージョンアップ致しました。

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今年も海外ゲストを招き、国内外の最新デジタルマーケティングに関する5部構成のセッション、4時間強にも及ぶ長時間でしたが、多くの方々にご来場頂きました。

Opening & ごあいさつ
▼クロスフィニティ株式会社 代表取締役    加藤 毅之

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弊社代表加藤からは日頃ご愛顧頂いているお客様への感謝の言葉とともに、今年10周年を迎える弊社の軌跡と今後の成長戦略についてお話させて頂きました。

本フォーラムの内容が変化するように、弊社がご支援するデジタルマーケティングの領域も、SEOやアフィリエイト、CROに限らず広がり続けており、日本国内のみならず台湾・マレーシア・シンガポールと、グローバルな事業展開を強みに、これからもお客様の課題解決をご支援してまいります。

リアルタイム・データを用いたウェブサイトのパフォーマンス改善

- 全世界の15%のEC購入データから見えてきたインサイト -
▼Ve Interactive社(本社:ロンドン、イギリス) 

 共同創業者兼CEO    デイヴィッド・J ・ブラウン氏

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第一部を飾ったのは、2009年に設立し、イギリスに拠点を置きながら、世界26ヶ国にてサービスを展開し、欧米の数々のビジネスアワードを受賞し、注目を集めるVe InterctiveのCEOデイヴィッド・J ・ブラウン氏。今回のフォーラム登壇が日本での初講演であり、参加者の熱い視線が注がれる中でスタートしました。

CRO(Conversion Rate Optimization「コンバージョン率最適化」)において、従来のポップアップ形式だけでは不十分であることや、それに変わるVe Interective社の新技術、注目のソリューション、ケーススタディなどをご紹介頂きました。

そして、印象的であったデイヴィッド氏の言葉DATA IS THE OIL OF THE TECHNOLOGY INDUSTRYデータはテクノロジー産業におけるオイルのような存在である)”とあるように、改めてデジタルマーケティングにおける「データ」の重要性に触れ、セッションは締め括られました。

SEOは「サーチエクスペリエンス」の最適化へ
- 成功しているネット企業がSEOの荒波を乗り越えるために活用している「ユーザーファースト」アプローチ -
▼seoClarity社(本社:シカゴ、アメリカ)

 チーフ SEO エバンジェリスト    キース・グッド氏

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昨年に続きCross Forumには2回目の登壇となるアメリカseoClarity社のキース氏。無類の日本好きである彼らしく、葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」になぞらえ、変化し続けるSEOの荒波をどのように乗り越えていくか、というテーマのもとお話し頂きました。

SERPsの変化、ハミングバード、ランクブレイン等、SEOに携わる人間を悩ます様々な事象に対して、どのようなアプローチでこれからのSEOを捉えていけばよいのか、キース氏は、その鍵について「Usability」「Relevance」「Authority」という3つのフレームワークを元に、解説しました。

Usabilityにおいては、技術的な土台を築くこと、Relevanceはより良いコンテンツを提供すること、そして、Authorityでは、ユーザーとの「関係性」を構築すること。経験豊かなキース氏ならではの視点で観衆を魅了していました。

検索行動 ・検索結果(SERPs)の変化と「これからのSEO」 
▼アイオイクス株式会社 SEO Japan編集担当    菅尾 智之氏
▼クロスフィニティ株式会社 グローバルビジネスディベロップメントオフィス  

エバンジェリスト    松野 亘

第3部は、2パートに別れ、まずは日本のSEO業界老舗メディアである「SEOJapan」からフォーラム初登場となる菅尾氏の講演。

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豊富な情報ネットワークを活かした米国での最新情報を中心に、AMPやリッチカードなどは勿論、Allo、Gboard等の注目技術も紹介頂き、「Googleの意図を理解すること」の重要性、そしてその背景にはユーザーの検索行動の変化があることを丁寧にご説明頂きました。

そして、こちらもCross Forum初登場となる、弊社エバンジェリスト松野パートでは、「ユーザーの検索行動の変化」のミクロ単位とも言える「SERPs(検索結果ページ)」にフォーカスし、お話させて頂きました。ナレッジグラフ、ローカルパックというトピックに加え、Organic領域での変化について独自調査データを交えながら、具体的な対策手法等もご紹介させて頂きました。

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「ABテスト × ユーザー属性」による、コンバージョン・レート最大化(CRO)」

- 1,500施策の中でCVR最大390% / 平均120%アップさせたメソッドと「グロースハック」のこれからについて -
▼株式会社オプト クリエイティブ戦略部 チームマネージャー   伊藤 岳志氏
▼クロスフィニティ株式会社 CROディビジョン マネージャー    田中 宏明

4部は、弊社セミナーの中でも非常に人気の高いCROパート。今回は株式会社オプトにてCRO領域を牽引する伊藤氏と、Cross Forumでもお馴染みとなった弊社CROディビジョンの田中の協同講演となりました。

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CROの手法と事例を紹介する中で、伊藤氏からはユーザーアンケート、ユーザーテストを使って、どのように課題発見・仮説設計、改善していくか、ケーススタディを用いて具体的にご説明頂き、実際のユーザーテスト動画が画面に映し出されると、参加者の皆様の視線が釘付けになっている光景が非常に印象的でした。

田中パートでは、「ABテスト&セグメント別最適化」についてお話させて頂きました。実際の事例を用いながら、クイズ形式で参加者の方々に回答いただくなど、インタラクティブな内容で会場に一体感が生まれる中、最後は、CRO、そしてグロースハックの未来について、弊社でも昨今研究を進めている「人工知能(AI)」との関係性などに触れ、ウェブサイトに限らない「CRO」の可能性を論じる形で幕を閉じました。

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欧米市場で急成長を遂げるベンチャープラットフォーマーと日本市場参入におけるチャレンジ
▼ジャパン・エントリー日本支社 シニアコンサルタント    奥田 知広氏

5部、フォーラムのラストバッターを飾ったのは、ジャパン・エントリー社の奥田氏。

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海外ベンチャー企業の日本進出をサポートする同社からは、今後日本でも注目を浴びるであろうサービスのご紹介、海外での革新的な事例をご紹介頂き、海外ベンチャーの傾向とトレンドや、日本市場参入における成功の秘訣などについてお話し頂きました。

「Videolicious」や「eSuite」といった新しいテクノロジーのご紹介など、日本ではなかなか耳にすることがない話など、今回のCross Forumのテーマ「海外最新テクノロジー」そして「未来」を想像する上で相応しいといえる講演内容となりました。ご来場頂いたデジタルマーケティングご担当者様にとっても、刺激的な時間となったのではないでしょうか。

 

以上の通り、多種多様なパートに及ぶセミナーでしたが、マーケティング事例や最新テクノロジー情報が盛り沢山で、非常に濃密な時間になりました。最後まで、ご聴講頂きました皆様、誠に有難う御座いました。

ご協力頂いたアンケートを元に、来年もより良いCross Forumをお届けるよう、運営側にて改善を続けていければと思います。


アフィリエイトサイトの種類について

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前回は、代理店で運用することのメリットについてご紹介させていただきました。代理店の運用代行の一つとして、数多くのアフィリエイトサイトの中から、広告主と相性の良いサイトを選定し掲載促進を行っております。

今回は、その様々なアフィリエイトサイトの特性・種類についてご紹介したいと思います。

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【目次】
1. アフィリエイトサイトの種類について
2. アフィリエイトサイトの特性について
3. アプリメデイアの特性について

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1.   アフィリエイトサイトの種類について

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アフィリエイトサイト(アプリメディア含む)の種類は大きく分けて2つに分類できます。分類方法は、アフィリエイトサイトがユーザーを成果地点まで導く手法によって分けられています。

 

《ユーザーを成果地点まで導く手法》

 ① ポイントサイト

インターネット上でアンケートに答えたり、オンラインショップやオンラインゲーム、メール広告などのサービスを利用したりすると、ユーザーに対して所定のポイントが付与される手法。

 ② ノンインセンティブサイト

サイトで広告主の商品やサービスを紹介することで、ユーザーに興味・関心をもってもらい申込や購入へ導く手法。

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※自社調べ

広告主は、商品(サービス)との親和性は高いか、獲得するユーザーの質は良いかを見極めてアフィリエイトサイトと提携をする必要があります。弊社では、これまでの実績や経験を活かして各広告主に合ったアフィリエイトサイトの選定を行い、ご提案しております。

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2. アフィリエイトサイトの特性について

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  【ポイントサイトの特性】

商品購入の促進を目的とするECサイトやサービスの申し込みを目的とする広告主の場合など、関連するワードの検索ニーズが低い場合は、ポイントサイトの会員対して申込・購入の促進をします。

ただし、ポイントサイトのデメリットとしては商品ではなくポイントを目的とするユーザーが存在する可能性があります。いたずら申込といった不正な成果だけではなく、ロイヤリティの低いユーザーが成果として発生してしまうリスクも存在します。

その為、数多くあるポイントサイトの中でも、商品やサービスに対してモチベーションの高いターゲット層の会員が多いサイトを選定する必要があります。

  【ノンインセンティブサイトの特性】

ノンインセンティブサイトには集客方法の異なる、SEO・SEMサイトの2種類が存在します。

ユーザーにライバル企業の商品と比較検討されることが多い広告主は、多くのユーザーに認知される為に、関連ワードの検索結果画面で露出量を増やすことが必要です。その対策の一部としてSEO・SEMアフィリエイトサイトで掲載促進し、顕在層のユーザーを取りこぼすことを防ぎます。

(※そのため、前回のコラムでお話したリクルーティングという作業が大事になってきます)

   ▼SEOサイト

SEOサイトは、SEO対策のみで集客をしているサイトです。

SEO対策とは、Googleのアルゴリズムの仕組みに対して、最適化の施策を行う事です。自然検索結果画面で上位表示されるサイトは、Googleの定めるアルゴリズムに基づき、Googleから高い評価を得られているサイトになります。上位表示サイトは外部からの評価が高く、コンテンツが充実していて更新性もあるサイトが多い傾向にあります。

   ▼SEMサイト

SEO対策以外にも広告出稿をすることで集客をしているサイトです。主にリスティング広告を出稿しているサイトを指します。SEOでは関連性の高いキーワードを狙って、検索結果で上位表示させることは非常に困難で時間を要します。その為、収益効果のあるサイトに関連性のあるキーワードで入札して上位表示させることで、収益コントロールをしています。SEMサイトの特徴として、入札しているキーワードによっては入札単価が高騰化する為、成果報酬単価も比例して高額になることがあります。

【SEO・SEM媒体の獲得力と単価】 

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※自社調べ

※円形の大きさは獲得規模のイメージ

 

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3. アプリメディアの特性について

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アプリの成果地点は、ユーザーがアフィリエイトメディアからインストールをし、アプリを起動した時に成果として反映されます。※インストール後のチュートリアル閲覧終了を成果地点としている場合もある

 

  【ポイントメディアの特性】

アプリのストアにおけるランキングを上位表示させるには、短時間でDL数を上げる必要があります。

アプリのストアへの訪問数が高まる時間帯を狙って、ポイントメディアで施策を実装します。ストア上のランキング上位表示を目的とする広告主に向いています。

 

  【ノンインセンティブメディアの特性】

 アプリ内で広告主のアプリを紹介する記事掲載や、ターゲット層が使用するアプリ内でバナー掲載をします。ユーザーはアプリに対する関心が高くなり、継続的に利用するユーザーの獲得が可能です。特に高いMAU※1の獲得を目的とする広告主に向いています。

 また、WEBのECサイトなどがアプリ経由で集客を実施している例もあります。

具体的には、ECサイトとの関連性の高いアプリ内のコンテンツの一部が、そのECサイトへの誘導枠となっているパターンです。

 現在、スマートフォンの普及によって情報収集の方法が簡易化してきています。更に検索エンジンよりもあるジャンルに特化したアプリから情報収集をするユーザーも増加していると思われます。アプリを活用するユーザーも取りこぼすことのないように、アプリメディアへ掲載をすることで、売上促進の底上げ且つリピートユーザーの獲得に繋げることができる可能性があります。

※1 MAU(マンスリーアクティブユーザー)とは、WEBサイトやアプリのサービス上で一ヶ月間に一回でも何かしらのアクションを起こしたユーザー数を示す。

 

弊社では様々なサイトの特徴への理解とこれまでの実績や経験を活かし、広告主のご予算や目標に合わせてプランニングさせていただき、売上の最大化に貢献させて頂いております。

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離脱防止ツールVeの新機能「VePanel(ヴィーパネル)」

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以前、離脱防止ツールVeの「VePrompt」という機能をご紹介しました。

改めてご説明しますと、「VePrompt」はユーザーがサイトを離脱しようとするとポップアップが表示され、サイトにとどまらせる効果がある商品です。

離脱しようとすると、このようなポップアップが表示されます。

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このポップアップ内にある「お買い物を続ける」ボタンをクリックすると、ポップアップが消え、元のページが表示されてお買い物を続けることができます。

Veの料金は、ボタンをクリックしたユーザーがお買い物を完了(コンバージョン。以下CV)した際の成果報酬のみになります。固定費は一切かかりません。

また、ポップアップが表示されて、サイトに滞在する割合や、ボタンをクリックする割合、CVする割合をまとめたものが以下になります。

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このデータを見ますと、離脱しようとしたユーザーのうち約1%がCVしていることが分かります。

例えば10,000人が離脱しようとした場合、

7,100人にポップアップが表示され、(10,000×71%)

2,769人がサイトにとどまり、(7,100×39%)

443人がボタンをクリックし、(2,769×16%)

106人がCV。(443×24%)

となるからです。106人÷10,000人×100=1.06%

もちろん統計的な平均値ですので、業種や商材によっていはこれより上振れたり、下回ったりもします。あくまで平均的なデータとしてみて頂ければと思います。

離脱しようとしているユーザーの1%がCVすることを考えますと、離脱者が多ければ多いほどCVするユーザーが増えますので非常に効果的なツールと言えるのではないでしょうか。(一般的なサイトの平均CVRが1%ですので、離脱ユーザーの1%がCVするのは非常に良い確率かと思います。)

そして、今回ご紹介する「VePanel」。

まだ実績数は「VePrompt」ほど多くはありませんが、現状のデータですと、「VePrompt」の2.5倍の効果があるようです。

「VePanel」も「VePrompt」と同じように離脱しようとするユーザーにポップアップ(みたいなもの)が表示されるのですが、表示のされ方が少し違います。

離脱しようとすると『横からシュ!』という感じで画面の横に表示されます。

このような感じです。(赤枠部分)

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「VePrompt」はいかにも外部ツールを使用していることが分かるポップアップでしたが、「VePanel」はサイトの一部であるかのような自然な見え方になります。それが効果が繋がっているのかもしれません。

先ほども申しあげたとおり、まだ「VePanel」を導入されているサイトは少ないので、導入頂ければ先行優位性があるかと思います。離脱ユーザーが多くてお困りの方はぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

ご興味ありましたら弊社までご連絡ください。

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ローカルSEOで大切な3つのステップ

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ローカルSEOにおいては、検索順位の改善、ウェブサイトへの流入の増加を通じてサイト集客の強化を図っていくことがとても重要です。そしてよく練られたSEO戦略は、調査分析に始まり、指標の推移の追跡調査、さらには目標の達成状況の分析で終わります。
今回は戦略的でありつつも比較的シンプルな形で、ローカルSEOの取り組み方を見ていきましょう。

成果につながる効果的なローカルSEOロードマップを作成する

ローカルSEOの取り組みを考える際、私たち、seoClarityは下記のような項目を重要と考え検討します

・自社ビジネスの現在のポジショニングを検討し、今後の方向性を考える
・競合と比べた際の自社のローカルSEOの状況を考える
・目標を達成するためのタスクの優先順位づけの方法を考える

これらの項目に留意しつつ、以下にご紹介するロードマップに沿って取り組めば、プロジェクトの成功を良い形で収めることができるでしょう。

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ステップ1:調査と分析 
ステップ2:タスクの優先順位づけを行う
ステップ3:自社の進捗を追っていく

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■ステップ1:調査と分析

ステップ1は調査と分析です。業界によって状況は異なるため、自社のビジネスについて独自の調査を行う必要があります。

1. 関連性の高い検索語を見つける
Googleのキーワードプランナー、さらにはGoogleトレンドなどで、多く検索されるローカルに関わるキーワードを抽出することができます。また、seoClarityの検索回数調査ツールも便利です。

自社のサービスや製品について検索する際にユーザーが用いるキーワードやフレーズを調査によって明らかにし、リスト化していきます。

どのキーワードが最も重要かを判断するために、検索回数に基づいてリストの整理を行います。

その際、一般的なキーワードに比べローカル検索のキーワードは検索回数が少なくなることも考慮しておきましょう。全国規模・あるいは世界規模で使われるキーワードではなく、地域掛け合わせなど絞り込んだキーワードを見ていくことになるため、当然そのような結果になります。

一例:
「給与支払いサービス」と「給与支払いサービス シカゴ」
「ウェディングドレス」と「ニューヨーク ウェディングドレス」

2.自社の立ち位置を把握する
ローカル検索に関わるキーワードを入力して、競合に比べ自社がどうなっているかを確認します。Googleで検索すると、各キーワードでどのサイトが上位に表示されるかを確認できます。
また、seoClarityのもつ優れた上位サイト分析機能を使うことで、自社のキーワードリストに関して上位表示されるサイトを特定することができます。

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                          出典:seoClarity

3.自社の競合サイトをベンチマークする
上位表示されている競合と比較して自社がどういった状況になっているかを確認します。その際、下記にフォーカスを当てて見ていきます:
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サイテーション
NAPの不一致:ビジネス名(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone)
Googleマイビジネスページ
レビュー
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これらの項目を見ていくことで、自社サイトが現在どの程度うまくいっているかを確認することができます。また、進捗を追っていく際にもこれらの情報が必要になります。


■ステップ2:タスクの優先順位づけを行う

タスクによって重要度は異なります。下記3つの項目に焦点を当てることで、ビジネスの成功確度をより高めることができます。

1. ローカル検索におけるランディングページの最適化
各店舗について、個別のランディングページが必要です。これにより、各店舗について、特定のエリアでの最適化を行うことができます。そして、ユーザーからみた観点と、サーチエンジンの観点で、コンテンツに求められる要素が異なる点にも気を付けます。

ユーザーが知りたいものは何か
実際のユーザーは、利用するサービス選定する上で役に立つ情報を求めています。ユーザーはその店舗がどこにあるのか、営業時間は何時から何時までか、カスタマーサービスへの連絡方法はどうすればよいかといった内容を知りたいと考えています。もしユーザーが必要とする情報を得られない場合、彼らはサイトを離脱し、より詳しい記載のあるサービスを選んでしまいます。

各ランディングページに下記のような情報を盛り込むことで、潜在顧客が自社のサービスを知るプロセスを改善することができます。
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・NAP(ビジネス名(Name)、住所(Address)、電話番号(Phone))
・営業時間
・道順
・Click to call(クリックトゥコール)の電話番号の配置
・Googleマップのロケーション
・各店舗が提供しているサービスの情報
・各店舗が提供しているクーポンや割引
・各店舗のレビューやスター評価
————————————————————

サーチエンジンが知りたいものは何か

検索エンジンはユーザーの検索にマッチした情報が掲載されたページを探しています。検索エンジンはwebクローラーを使い情報を見つけ、整理します。特定のタイプの情報を盛り込むことで、Googleがwebクローラーを使って自社サイトを巡回し、サイトのビジビリティを高めるプロセスを促進することができます。
以下にローカル検索のランディングページに必須な、基本的なローカルSEOの内部施策項目をご紹介します。
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・メタデータ
・URLの最適化
・ジオ・サイトマップ(geo sitemap)
・構造化データ
・各店舗ページのサービスカテゴリー
・コンテンツの最適化
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2. サイテーションを獲得する
サイテーションとは、他のページに自社のビジネス名、住所、さらには電話番号が記載されている状況を指します。サイテーションは、GoogleとBingにおいてローカル検索アルゴリズムに関わる重要な要素です。それらのページに掲載された自社のビジネスに関する情報が正確であればあるほど、ローカル検索結果で上位に表示されます。
また、サイテーションを集める上で役立ついくつかのサービスがあります。最も優れたものとしては、下記が挙げられます:

(注:米国では、各種のローカル情報に特化した検索エンジンなどに掲載されている自社情報を一括で更新できる下記のようなサービスが提供されています。)

InfoGroup     http://www.infogroup.com/
Acxiom     http://www.myacxiompartner.com/
Localeze     https://www.neustarlocaleze.biz/
Factual     https://www.factual.com/
これらサイトを使って、自社サイトのビジビリティを強化しましょう。
(注:日本国内では上記のようなサービスはあまりポピュラーではありませんが、各種の地域情報サイトや口コミサイトなどに掲載されている自社の情報を確認し、より正確なものにしていくことで、サイテーションの向上を図ることができます。)

3. 各店舗の情報を検索エンジンに伝達する
自社のランディングページを主要な検索エンジンに伝達する必要があります。もしこれを行わなかったら、検索エンジンは自社ビジネスをローカル検索のパック表示に掲載しない可能性があります。一例を下記にご紹介します:

Googleマイビジネス     https://www.google.com/intl/ja_JP/business/
Bing Places for Business    https://www.bingplaces.com/ (日本未提供)
Yahoo Local    https://local.yahoo.com/ (米国)


■ステップ3:自社の進捗を追っていく

自社の取り組みが自社ビジネスのネット上でのビジビリティ改善につながったかどうか、指標を追跡していくことで把握することができます。追跡すべき指標としては下記のようなものが挙げられます:

ローカル順位:自社サイトのページが何位かをトラッキングします。もし順位が上昇した場合は、取り組みがうまくいっている証拠です。もしそうでない場合は、より良い結果のため、アプローチを見直すことが大切です。seoClarityの都市別順位機能を活用することで、キーワードの順位を都市別に見ていくことができ、自社の進捗を正確に測定することが可能です。

サイテーション:サイテーションを追跡していくことで、検索エンジンに対する最適化が進む前、初期段階での最適化をしっかり行うことができたか確認することが可能です。

サイト流入:流入の増加はSEOの改善を図る最も良い指標の1つです。

電話件数とコンバージョンの追跡:SEOによりオフラインでのユーザーの行動を促進することができます。もしある店舗が顧客からより多くの問い合わせを受けた場合、皆さんのローカル検索に関する取り組みが重要な役割を果たしたと言えるでしょう。

結論:
ローカルSEOは多くの作業を必要とします。また、その際にseoClarityが持つローカル検索関連機能を活用することで、調査、分析、タスクの優先順位づけ、進捗の追跡などに多くの時間を費やすことなく、目標達成へ向けて取り組みを推進していくことが可能です。

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アフィリエイトと相性の良い商品、サービスとは

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今回はどのような商材がアフィリエイトに向いているのか、また業界の例を挙げてご紹介致します。 

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【目次】

1 .アフィリエイトと相性の良い商品、サービスとは?
2 .まとめ

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1. アフィリエイトと相性の良い商品、サービスとは?

成果報酬型でリスクの少ないアフィリエイトですが他の広告同様に商品、サービスとの相性はあります。

<相性の良い商品、サービス>

・コンプレックス商品

ダイエット系や育毛剤系のコンプレックス商材は実店舗で購入することに抵抗があると考えている消費者が多くおり、インターネットでの購入が多い傾向にあります。

また、コンプレックスを解消したいという潜在ニーズも高いため、アフィリエイトでは注文が出やすい商品となっています。

・無料会員登録

ユーザーへポイントを付与するなどインセンティブをフックにして無料会員登録を促すケースが主流となっています。

インターネットで完結できることから消費者も気軽に申し込みができ、アフィリエイトサイトも訴求がしやすいことからが出しやすいサービスとなっています。

その他、車の無料一括査定や引っ越しの無料一括見積もりも同様に成果が出しやすく、アフィリエイターから人気のサービスとなっています。

・インターネット限定のキャンペーンがある商品、サービス

例えば、エステのインターネット予約限定割引や通信販売のインターネット購入限定割引など、インターネット限定のキャンペーンがある商材やサービスはアフィリエイトと相性が良い傾向が見られます。

インターネットで購入するメリットが有るためアフィリエイトサイトが掲載しやすく、ユーザーへの目にも止まりやすいので成果に繋がりやすいと考えられます。


<相性の良くない商品、サービス>

・地域が限定されている

不動産の資料請求など、地域を限定して商材を訴求したい場合、成果の対象となるユーザーが限られるため、アフィリエイトサイトへの掲載が進まない傾向にあります。

・購入単価が高額な商品

宝石など商品単価が高額な商材はインターネットで購入を完結するユーザーが少なく、アフィリエイトでは獲得が進まない傾向にあります。

・法人向け商品、サービス

アフィリエイトサイトはほとんどが一般消費者向けのウェブサイトとなっているため、法人向けの商品、サービスは掲載されづらく、成果に結び付きづらい傾向にあります。

・短期プロモーション

アフィリエイトは中長期的な広告施策であるため、実施期間があまりにも短い場合は効果が現れる前にプロモーションが終了してしまいます。

理由は、アフィリエイトはアフィリエイトサイトでの広告掲載から成果が発生するまでに時間がかかる傾向にあるためです。

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2. まとめ

今回はアフィリエイトと相性の良い商品、サービスを紹介致しました。広告主様にとってリスクが少ないアフィリエイト広告ですが、もちろん業界やカテゴリによって相性はあります。訴求したい商品やサービスによってプロモーション手法を使い分けることがインターネット広告で効果を発揮するためのコツでもあります。

インターネット広告におけるアフィリエイトの位置づけに関しては下記の記事をご参考ください。

参考:アフィリエイトとは?~基礎知識編~

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セグメント別最適化でCVRアップ

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今回は、DLPOのセグメント機能を用いた「セグメント別最適化」という手法についてお話させて頂きます。

※DLPOとはABテストやターゲティングを実施してサイトのCVRを上げるためのツールです。

「セグメント別最適化」とは、ABテストを実施した際にセグメント毎のチャンピオンを見つけ出し、検証が終了したらセグメント毎に見つけ出されたチャンピオンを配信し続けるという手法です。

この最適化を実施することにより、通常のABテストでチャンピオンを見つける以上のCVRアップが期待できます。

なお、セグメントとは、

  • 地域セグメント(47都道府県)
  • 曜日セグメント(月~日)
  • 時間帯セグメント(0~6時、6~12時、12~18時、18~24時)

のように細分化した集合の事を言います。

少し分かりにくいと思いますので例を出します。

例えば、以下の5つのボタンでABテストを実施するとします。

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通常のABテストですと、全ユーザーに対して上記5つのボタンをランダムに配信し、その結果としてどのボタンがチャンピオンであったかを導き出します。

上記のテストをした結果、全ユーザーに対するチャンピオンはボタンBでした。

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それでは、セグメント毎に見た場合はどのような結果になったでしょうか?

今回は、地域毎にセグメントを切ってみて分析してみました。 結果は以下の表になります。

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赤色が各セグメントにおいてもっとも効果の良かったボタンになります。 まとめると各地域のチャンピオンボタンは以下のようになりました。

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全体のチャンピオンは緑色でしたが、このようにセグメント別に見ますと緑以外のボタンがチャンピオンになっているセグメントもあるのです。

仮に全体のチャンピオンの緑に固定してしまったら、「東京」「中国・四国」以外はチャンピオンではないボタンが表示され続けることになり、機会損失をしてしまいます。 そうならないためにもセグメント毎にチャンピオンを配信する必要があるのです。

実際にDLPOを使って「セグメント別最適化」を実施しているサイトでは、以下のような結果になっています。

  • デフォルトを配信  CVR:0.51%
  • 全体のチャンピオンを配信 CVR:0.62%
  • セグメント別最適化で配信 CVR:0.67%

このように、「セグメント別最適化」で配信した場合はデフォルトの1.31倍CVRがアップしました。(全体のチャンピオン配信はデフォルトの1.22倍)

単純なABテストよりも「セグメント別最適化」でチャンピオンパターンをセグメント毎に配信した方が効果が良い事を分かっていただけたのではないでしょうか。 ぜひ「セグメント最適化」を実施して頂ければと思います。

なお、「セグメント別最適化」ができるLPOツールは現在DLPOのみです。(弊社調べ)

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