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インパクトが大きいページでABテストをする
CRO(コンバージョンレートオプティマイゼーション※)は、 文字通りCVRを上げる事が最重要のミッションですので、 「どのページでどんなABテストをするか」が肝になってきます。
※CRO:サイト全体を最適化してCVRを上げるマーケティング手法
「なんとなくページを決めて、なんとなくABテストする」では、うまくいきません。もちろん良い結果が得られる時もありますが、たいていはインパクトが小さく、たとえCVRが改善したとしても全体のCV数の大幅増加にはつながりません。
ABテストを繰り返し実施することはとても重要ですが、細かいところにこだわってしまいPVの少ないページやコンバージョンに貢献していないページでテストしていては時間の無駄になってしまいます。
そこで今回はGoogleアナリティクスを使って、ABテストを実施するに値するページの見つけ方をお伝えしたいと思います。
かなり簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。
Googleアナリティクスにログイン
まずは、Googleアナリティクスにログインしてください。 まだアカウントを持っていない方はぜひアカウントを作成してください。
こちらから作成できます。
↓
https://www.google.com/intl/ja_JP/analytics/
Googleアナリティクスは、高度なサイト解析ができる上になんと無料です。 これを導入しない手はないと思います。ぜひ導入してみてください。
ログイン後の操作
ログインしましたら、 最上部のレポートをクリックして下さい。 そうしますと、画面中央付近にグラフや数字が出てきます。
左側には様々なメニューが並んでいますが、今回はまずここを使用します。 左側の下の方にスクロールしますと、「行動」という大カテゴリーが出てきます。 「集客」と「コンバージョン」に挟まれています。
「ユーザー」の中にも小カテゴリーで「行動」がありますが、こちらではないのでご注意を。

大カテゴリーの「行動」をクリックすると、
表示されますので、この中の「▶サイトコンテンツ」をクリックして下さい。
クリックすると、4つの項目が表示されますので、この中の「ランディングページ」を
クリックして下さい。
すると、
画面中央から下の方に表が出てきて、セッション数の多い順番でランディングページのURLが並びます。
この表の右上にコンバージョンを選択できるプルダウンがありますので、ここを選択して該当するコンバージョンを選んでください。 コンバージョンを選択しましたら、このコンバージョンを多い順にソートします。表の上段(指標部分)の「目標○○の完了数」というところをクリックすると多い順に並べ替える事ができます。
以上で準備完了です。
ABテストを実施するのはこのページ
もうお分かりかと思いますが、並び替えたURLの順番が「コンバージョンへのインパクトが大きい」ページの順番になります。
「どのページでABテストをするか?」
この答えは単純で、
上から順番にやっていけばいいのです。
インパクトの大きいページでABテストを実施すれば、改善したときに全体のコンバージョン数が一気に増加します。 細かいところを何度も何度もABテストするのではなく、このようなインパクトの大きいページを何度も何度もABテストしてCVRを上げていきましょう。
それではまた。